きままシネマ307「ホドロフスキーのDUNE」

2021-101
「ホドロフスキーのDUNE」
( Jodorowsky's Dune )


ヴィルヌーヴ監督版の鑑賞前の予習として
ネタバレではありませんが、超個人的な意見を書きます
合わないと言う方はスルーして下さい
むしろ読まなくても、、、、
DUNEに対する熱い思いがひしひしと伝わってくる
資料として完璧に作ったとしても
監督のこれまでの業績を鑑みて
制作をしない大手制作会社
なんだかどこかで聞いたことある話だな
ホドロフスキー監督の作品は観たことないけど
あの時代で、一般大衆受けする映画の制作経験がないものに巨額の制作費は出せないのか?
以下、超個人的な意見
監督・プロデューサーがアメリカ人ではなく、インタビューでも英語だったり、母国語だったりしたけど、交渉の場では、通訳を介してだったのかな?
割とそういうの気になるんですよね
ホドロフスキー監督無鉄砲というか、異端児ですよね
売れっ子ダグラス・トランブルやピンク・フロイドに啖呵切ったり。
そういうのが通用する時代だけど、オファーしておいてキレるのか、、、と思いました
あと、これも今の時代に生きる私だから思うことですが、「いくらなんでもその表現はマズいよね」と思うところがあり、途中から人としてどうだったのか?映画が中止にならなかったら、この人どうなっていたんだろうと考えてしまった
DUNEの絵コンテ集を制作会社に配り、制作は中止になったけど、その後絵コンテ集から着想を得た映画がばんばん出て大ヒット
今でこそ、みんな笑顔で語っているけど、公開当時は、穏やかでいられたのだろうか
私なら、きっと無理
珍しく感想が長くなってしまったけど、ここまで心血を注いだ作品がお蔵入りになったことは非常に残念だったし、確かにホドロフスキー監督は時代の超最先端を行っていたと思う
よく私の意見だと通らず、他の人が言うと通るということがあり、理不尽さを感じていたけど、このドキュメンタリーを見て少し救われた気がする(スケールは全然違うんですけど!そして私はそこでは信用されていないとわかっているんですけど!)
途中ニャンコの登場にはとって癒された🐈

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